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- Writer:小玉 祐樹
雪が降ったかと思えば来週は気温が20度前後まで上がったりと忙しい季節ですね。
気温差で体調崩さぬようご自愛ください。
今回は現場確認に行った際に窓から梅の花が見えたので、窓の種類について書きたいと思います。
窓の種類といっても引き違いやすべり出し窓ではなく、換気のための窓と景色を切り取る窓などが
あります。
換気窓につきましては、地面レベルでは基本的に南北に風が流れているので、風を取り込む窓と出る窓を
計画します。地域によっては季節ごとに風向が変化する地域や、近隣環境によって多少変化することも
ありますが、1室に2面以上の窓があると風が流れるかと思います。
次の景色を切り取る窓については、間取り計画前に土地の周辺環境を知る必要があります。
周辺に公園や、隣地の方の植栽など位置がわかっていれば、その景色をどう取り込むかを設計士が考えます。
そこで食事をしながら緑が見えるや料理しながらなどのストーリーが生まれてくるのです。
環境調査をせずに設計してしまうと、窓から隣地の室外機や外壁を眺める生活になってしがちです。
そうするとカーテンを閉めっぱなしになってしまう窓が出来てしまします。
これから暖かくなっていく季節になりますので、気持ちの良い風をとりいれる窓を計画出来るといいですね。
この記事を書いた人
設計インテリア
小玉 祐樹
Kodama Yuki