その先のわくわく感
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- Writer:小玉 祐樹
今日はとても暑く、3月なのに夏日なんて予報も出ています。
春を通り越して夏って感じで、汗ばむ日ですね。
今回は部屋の見せ方についてお話したいと思います。
部屋を魅力的に見せる方法はいくつかあります。
吹抜けを設けたり、視線を通すための窓を設けたり。この2点は以前のブログでも
お話させていただいたので、今回は違う方法をお話ししたいと思います。
先にズバリ言ってしますと、その先になにがあるのかを考えさせることです。
どういう意味かといいますと、例えば洞窟で狭い通路を通って向こうに出口の光が
見えてくると、もうすぐ出口だと思うのとその先の景色にわくわくしませんか?
住宅においても同じことが言えます。この角を曲がったら何が見えるのかな?このドアを
開けたらどんな部屋につながっているのかな?など
あえて情報を隠すことで期待が高めることができます。
使い勝手や仕様に目が行きがちですが、そんな気持ちを持って間取りを見るのもいいかもしれませんね。
この記事を書いた人

設計インテリア
小玉 祐樹
Kodama Yuki