灯りのデザイン
- Category:
- Writer:小玉 祐樹
夏季休暇も終わり、体も心も充電された小玉です。
皆様は3年ぶりに行動制限がない夏休み、リフレッシュ出来ましたでしょうか。
さて今回は寝室の照明について書きたいと思います。
寝室は寝るだけの部屋だから、とお考えの方もいるかと思いますが、1日6時間睡眠と考えても
1日の1/4は寝室で過ごしています。8時間睡眠の方は1日の1/3も寝室にいることになります。
思っているより多くの時間を寝室で過ごしていると思いませんか?
心地よい睡眠が出来るかはベッドの質も関係あるかと思いますが、明るさも関係あるかと思います。
煌々と明るい寝室よりも、温かみのある電球色(キャンドルの火のような)の照明を設置した寝室の方が
いいと思いませんか?
明るすぎるより、明るさ抑えた(ちょっと暗い)方が寝る場所としては適しています。
寝室の天井照明についても、枕元の真上に照明があったら眩しいかと思います。ダウンライトを計画
する際は足元側に照明が来るように、事前にベッドの配置も計画しておくのがいいかと思います。
またベッド横のサイドテーブルにお気に入りの照明器具を置くのもいいかと思います。手元灯として
寝るまでの灯りがあるのもいいですね。
明るくするだけが照明ではなく、暗さをどうデザインするかが重要なのです。
この記事を書いた人

設計インテリア
小玉 祐樹
Kodama Yuki