師弟関係
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- Writer:小玉 祐樹
先日別会場ではありますが、建築家 吉村順三とフランク・ロイド・ライトの展示会に行ってきました。
この偉大なる2人は直接的な師弟関係ではありませんが、ライト→レーモンド→吉村という師弟関係があります。
ライトといえば帝国ホテルの設計として、日本にモダニズム建築を広めた人物の1人と私は思います。
また吉村順三も障子などを用いた日本建築を建てるなど、日本の建築様式をアメリカに伝えています。
展示会に行ってみて、100年以上も前に活躍された方々ですが、考え方が現在かそれよりも前に進んでいるな
と感じました。軒先の出を調整して陽の出入りを考えたり、都市の構想では、ドラえもんに出てくる未来都市に似た街づくりを考えているなど、その発想がどこから来るのか不思議でなりません。
住宅も時代によって流行り廃りがありますが、住宅の芯となる住み手側の心地よさなど、変わらないものを再度認識させられました。
最後に展示会最後の関連商品や展示資料パンフレットって、なんで買っちゃうんですかね。
この記事を書いた人
設計インテリア
小玉 祐樹
Kodama Yuki