その先を想像して
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- Writer:小玉 祐樹
今回は書斎の窓について書きたいと思います。
ピンポイントではありますが、書斎の窓は仕事をしながら
ふと目線を上げると落ち着ける景色が見えるなど、ほかの窓とは
ちょっと違う意味合いがあったりするのです。
例えば、お隣の外壁しか見えない窓や外の歩行者と目が合ってします
窓なんかでは集中もできないし、落ち着くこともできませんよね。
なので書斎の窓に限らずですが、窓の計画には隣地の環境をわかっていないと
配置できないのです。椅子に座ってどんな景色が見えるのか、取り付ける高さ
切り取る風景をイメージして計画するのが大切なのです。
周りに家ばかりで、切り取る風景がなければ窓を高めに配置して、空を切り取る
なんていうのもありです。
近隣の植栽や自然からの借景するというのも効果的です。
この記事を書いた人

設計インテリア
小玉 祐樹
Kodama Yuki