コペル君の話
こんにちは。
設計の倉富です。
1月20日は、二十日正月です。
最後のお正月の節目。
明日から節分やバレンタインデーの時期が近づいてきますね。
さて、今日はコペル君の話。
著者:吉野源三郎『君たちはどう生きるか』
突然ですが、
ふと本屋で手にとり、読み始めたらとても面白かったんです。
中学2年生の男の子が日常の中で感じたり、考えていきながら新たな学びがあったり。
おじさんのノートを見て、自分の考えや見え方がまとまったり。
コペル君自身の行動や観察をきっかけに、考えが変化していく物語。
1937年から出版されている名作。
例えば、
人間は、海の中でいう水の分子にすぎない。という表現や。
コペルニクスの天動説から地動説を引用して人間の持った性質を表現したり。
難しいようで、わかりやすい表現になっている。
素敵な言葉や例え話の表現もワクワク。
読んでみて僕自身が感じる、初めての発見のような、納得をするような感覚。
あくまで著者の自己啓発だけでなく、空想のストーリーにする凄さ。伝わりやすさもある。
感じた考えが逸脱しちゃったようで、結果逸脱しなくなっていたり。
とても面白かったです。
漫画も出ているとのこと。
PS.今日から3日間、見学会を開催しております♪
大網白里市にて、
『ヌックから田園を眺める家』
皆さんのご来場、お待ちしております。
それではまた!