10月 最終日
今日で10月も最終日。
外は雨ですね。そしてきっと、天気も相まって選挙の投票率も低いのでしょうか。
先日、遺伝子検査を受けてみた。ど真剣なのではなく、話のネタにと思ってだ。
数万で出来る簡易版。
おおよそ450項目出てくるのだけれど、はっきりいうと面白かった。
少しだけ遺伝子検査の事をディグってみた。若いころに知っていたらショックだったかも知れない内容もあり。むしろ45歳というある程度「取り戻せない」時期に知ることが出来て良かったともいえる。
【知能】
60%が遺伝で40%が環境で決まる。違う人物が同じ勉強量をこなすとしたら遺伝的に優れている人が有利。当たり前か。
【性格】30~40%が遺伝的に決まっている。どちらかというと身を置く環境が大きい。そりゃそうか。
【自尊心】40%が遺伝。自尊心も遺伝が約半分。プライドの高低は生き方半分!!
【芸術的センス、音楽的センス】50%が遺伝的に決まる。そうか。アフリカの方の独特なリズム感見ていると、絶対自分には出来ないな~とか思う。
ちなみにドイツでは10歳までに適正をある意味強制的に見極められて、将来を決められるそうです。
10歳で、「選別、適正化」。
どっぷり日本の教育の中で「頑張れば何者にもなれる」みたいな教育を行けてきた僕らからすると、中々だな~とも思います。が、効率的ではあるなと思います。
「努力は適性を超えない信者」の僕からみてもすごい割り切っているな~と思います。
だけれども、社会に出て「血のにじむ努力」をしてもようやく人並み。のような「やりたい事」と「得意なこと」のミスマッチを見るたびに、それもありなのか・・・とも思いますね。
努力も頑張りも美しい。が、適正は超えないと思う。
日本人で初めて短距離走でメダルを取った為末さんがいう
「成功者が語る事は、結果を出した事に理由付けしているというのが半分ぐらいだと思う。アスリートもまずその体に生まれるかどうかが99%。そして選ばれた人たちが努力を語る。やればできると成功者は言うけれど、できる体に生まれる事が大前提」
は、説得力がある。
水泳で金メダルを採りまくったフェルプス選手は193cmあるが股下は80cmしかないのが、肉体的特徴という才能ありきでの結果を物語る。
ある意味「1万時間の法則」への反証でもあるといえる。
と、全く関係のない話になってしまった。
遺伝子検査を小学校6年になる娘に受けさせてみようとも思った。病気を予測したかったから。
が、やめた。
きっと、適正を超えた、思い描く未来もあるのだろうし、無くともこれから出てくるのだろう。それを今の段階で知らなくてもいい。選べる未来には希望がある。
45歳を超えた僕らならいい。
僕らはもう置かれた場所で咲く以外ないのだから。
※ちなみに僕の場合最も危険な病気は咽頭がんだった。喉に優しく生きていこうと思った。