素足で体感する無垢の床『雲の上の図書館』
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- Writer:熊谷 直
こんにちは。設計士の熊谷です。
ここでは『住宅の設計に関すること』『居心地の良い空間』『お役立ち情報』等々、載せていこうと思っております。よろしくお願いいたします。
先日、高知県の梼原町立図書館『雲の上の図書館』に行ってきました。
この図書館は新国立競技場のデザインを手がけた建築家、『隈研吾』さんが設計した建物です。
梼原町には隈研吾さんが設計した建物が6か所もあり、この図書館はそのうちの1つです。
はじめに目を引くのが、天井から伸びた無数の木材です。
これは木の枝をイメージし、まるで『森の中にいる』ような体感をしてほしくこのようなデザインにされたそうです。
また、建物の中は『木のぬくもりを感じてほしい』という考えから、靴を脱いであがれるように設計されていました。無垢の床なので、『木のあたたかさ』や湿気を吸った『さらっとした肌触り』が感じられ、図書館ですが家でくつろいでいるような感覚を味わえました。
館内には様々な居場所が用意されており、その人に合った場所で好きに過ごすことができるよう工夫されていました。
特に『本棚に囲まれた小部屋』が続くまるで『家のような空間』は、人の気配は感じられるが視界には入らない落ち着ける空間でした。
森の中にある梼原町。この土地『森の中』に合うように室内もフラットな床ではなく、『高いところから見下ろせる場所』であったり、『大きなステージ階段』が用意されていたりと訪れた人々が楽しめるように設計されていました。
このステージ階段では、トークイベントやコンサートなどが行われているそうです。
弊社でも『自然を感じられる無垢材』を使用したお家づくりをしております。
また、『高いところから見下ろせる場所』を『吹き抜け空間』につくる設計も得意としております。
『無垢材でつくる木のお家』に興味があるという方がいらっしゃいましたら、是非一度お話ししてみませんか?
いつでもお待ちしております。
また、お家づくりに関する『ちょっとした疑問』や『こんなことをやってみたい』など、お気軽にご相談ください。
何かしらのお役に立てればと思っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。