端居
- Category:
- Writer:大久保 紀和子
夏に家造りを始める方は、涼しく快適に過ごせるお家のお話をされます。一方で、冬の時期は暖かく過ごせるお家ご希望されます。
先日の完成見学会ではあいにくの雨模様でしたが、“うちの子、しとしと雨の時は、少し窓を開けて雨音を聞かせるとよく寝るんです。だから、軒は深くしたくて~”と、暮らし方が素敵でほっこりしました。
【端居】(はしい)とは8月の季語でも使われる縁側のイメージです。
すだれをかけた縁側で、お庭を眺めたり、スイカをたべたり、セミの鳴き声を聞く空間です。
夏には、すだれをかけて日差しを遮っていた縁側も、冬になるとに日中はぽかぽかと暖かく、気持ちいい空間です。
冬に家造りを始める方こそ、暑い夏のことも少し考えたいですね。
窓辺でまどろむような空間ヌックもおすすめです。
ぜひ、リビングなど広さのイメージと一緒に、思い浮かべる情景など教えていただけますとうれしいです。
大久保でした。
この記事を書いた人

設計インテリア
大久保 紀和子
Okubo Kiwako