7月末 キャリア
さて7月も末ですね~。
まあ毎日暑いです。産まれてこの方日焼け対策したことがなく、真っ黒にやけています。いつか、シミだらけになってしまうのでしょうか。
ビタミン剤を取扱説明書にある適正量の倍のんで頑張っています。
さて、面談の日々です。
友人の経営者とお話ししているとこんな話が。
「面談時にことさら研修制度の有無や内容を聞いてくる人は筋が悪いよね」という.
「入社後の研修制度は」
「資格サポートは?」
「どれぐらい教えてくれるんですか?」
まあ、気持ちはわかるな~と思いながらも、「入社することが出来たら、一から勉強します!」とか言われると軽く腰が落ちる経験もある。
例えば「どうやったら設計レベル、デザインレベルを向上できますか?社長はどうやって来たんですか」という問いならまあ、なるほどと思う。
成長意欲を感じる。
そうではなく「御社に入社したら、御社は”私のキャリア形成や成長のために”どれくらいのリソースを割く準備があるのですか?」
と、とられかねない言葉はある一定の反発を招くのもわかるし、私自身も反発しなくもない。
職場は学校ではない・・みたいな言説が一時期流行ったようだが、
要は「御社のお金と、エース社員の時間を割いて、私にどれくらい教える準備はあるんですか??」と聞こえたら反発も増える。そりゃそうだ。
「御社に入ったら腕を磨きます」の人はまあ、磨くことがない。
磨く人は勝手にやっているし、それを努力とも思っていない。娯楽に近い。
がしかし、研修制度やOJT,OFJTが充実している会社は良い会社か?という問いには「良い会社だ」と私は答えると思う。矛盾するようですが。
ある人が言った言葉はまあ、至言だった。
社内勉強会は「勉強会がなくても自分で勉強する人」が集まった組織でやると効果絶大だけど「自分で勉強しない人」が、会社がやるからって渋々参加している組織でやっても効果がほぼない。予習も復習も絶対にしないからどれだけ聴いても身にならない。やめた方がいいよ。どうせそのうち自然消滅するだろうけど。
さもありなん。目の当たりにすると、この言葉が実態をもって輝きだす。
事業は、サークルでも、遊びでもなく、単なるコミュニティでもない。ましてや心地よい居場所を作る・・でもない。守らなければすぐ朽ちる。常に提供価値を進化させ、深化させ、市場からの支持を得続けなければならない。
毎週面談をしていて、「御社は何を私にくれますか」を感じてしまうと、やはり少し寂しくなる。
どうすれば自走するチームが作れる?
それは「懇切丁寧な指導」とは真逆の思想ではないのか??
考え実践するしかないのはわかっているのだけれど。