3月半ば 東京
最近20度をこえはじめたと思ったら、急に雪がパラパラと。
寒い。
しばらくこんな感じなんでしょうかね。
厚手のジャケットをクリーニングか?・・と思っていましたが、少しばかりステイですかね。
さて、蔓延防止も少しずつあけて、ちょこちょこと単独で都内へ。
妹島和世+西沢立衛/SANAA展 「環境と建築」
シーバーズカフェ設計で有名な妹島和代展。
展を見た後に、その建築物を見たくなる。コロナは明けたのか、まだ明けていないのか。堂々と行くにはまだ時期尚早でしょうか。
国立近現代建築資料館の1940~60年代の「住まいの構想」展。
美しさ、カッコよさはこの頃から変わらないんだなと。シンプルで伸びやかな屋根。
学びは全部過去にある。
で、ホヤホヤの毎年恒例GAギャラリーの世界の住宅プロジェクト2022
テーマはやっぱりコロナでの暮らし方みたいなものが中心にあって。
それと中と外のランドスケープ。
それはそうだなと。地面の近くに建てる・住むということはそういうことだろうなと。
若い設計士が数人チラホラと。
20代の瑞々しい感性で尖った物を作って欲しいなと思います。
※写真禁止でした。
きっとまだまだなんでしょうが、やはり海外に行きたいなと。
美しいキエフは心残りで仕方がない。
バーチャルで、ネット上でなんでもわかった気・・というか。行った気になってしまうのは少しもったいない。
昭和50年代生まれは、やっぱりフィジカルを大事にしたい。
今年、大手をふるって海の外に行けるのだろうか。
話は変わってしまうが、厚労省が出した2021年の児童のデータは悲しいものがあった。
コロナで家に引きこもることで、自死・DVが計測以来最高値。
意味もなく街を歩くこと。意味もなく「いつもと違う景色、文化、食、に触れること」
は、きっととてつもなく「意味がある」のかもしれない。
有為でも無為でもいいが、外に目を向けたくなる。
東浩紀さんの提唱する「観光客の哲学」が、今、クリティカルに胸を打つ。
偶然出会ってしまう「誤配」にこそ大切なものがある。