2026年3月中盤 12の感覚
さて、一時リモートワークを押ししていた企業の、急激なオフィス回帰を見ていると、
中々ロジカルだけでは「事業判断」が難しいのだなと感じます。
当たり前ですが、業種、地域、企業フェーズ、その他諸々の理由で高低はあると思います。
僕らは、当然現場を作り上げ、引き渡すことではじめて売り上げ計上できるので、原理的にすべてリモートワークという訳にはいきません。
会社としては月に2回、リモートワークを是としています。完全週休2日なので概ね20日勤務。そのうちの2日。
10%程度でしょうか。当然、取る人、取らない人はいます。
正直言うと「家にいるとさぼる」という理由でリモートワーク化を推し進めていない訳では全くもってなく。
ピーンと糸はってないで、適度に抜けよくらい思っています。
人間には12の感覚があるといいます。
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視覚: 色や形、光を感知する能力。
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聴覚: 音を感じ取る能力。
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嗅覚: 匂いを識別する能力。人間は1兆種類の匂いを区別できると言われています。
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味覚: 食べ物の味を感じる能力。
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触覚: 皮膚を通じて物理的な刺激を感じる能力。
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平衡感覚: 身体のバランスを保つ感覚。
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運動感覚: 自分の身体がどのように動いているかを感じる能力。
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内臓感覚: 内臓の状態を感じ取る能力。
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時間感覚: 時間の経過を感じる能力。
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方向感覚: 自分の位置を把握し、方向を認識する能力。
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共感覚: 他者の感情や意図を理解する能力。
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フェロモン感覚: フェロモンを通じて他者の状態を感じ取る能力。
これらの感覚は、私たちが周囲の世界を理解し、相互作用するために重要な役割を果たしています。特に、動物たちと比較すると、人間は多様な感覚を持ち、進化の過程でそれらを発展させてきたことがわかります。
結局、リモートで感じ取れるのは、視覚情報と聴覚のみ。※テキストやZOOMで
仕事の中では他10の感覚を「推察できる有能さ」みたいなものが必要になります。
察して文化は無能・・・的な言説があるのは知っていますが、全感覚を言語化出来る人は正直超稀だと思っています。
僕には難しい。
人間を生物と捉えると、外界から発している様々な状況を察する・・・・みたいな能力、勘の良さみないなものは生存に直結します。
世の中で会社がうまくいかなる理由の一つに、経営者の感覚とカスタマーの嗜好性のずれ・・・みたいなものがありますが、まさに、12個の感覚をフルで動かして、言語に出来ない「これ、このままいったらなんかやばそう」に、手を打ち続けます。
それは問題が顕在化する前に。
そんなことを思うと、リモートワークで仕事は事足りる・・・という考えが強い人は「論理で大体のことは理解できる」という派閥の方なのかもしれません。知性至上主義。
勘とかいう、定量化できないものは信じるに値しない・・・・的な。
視覚や聴覚は意識しやすいのかもしれませんね。
見たものは見たし、聞いたものは聞いたといえる。
無自覚、無意識にに受け取っている感覚が他にはたくさんある。
僕らはどこまで言っても動物です。
それに、視覚、聴覚よりも、臭覚から受け取ったものにダイレクトに影響されるらしいですから。
言語、理屈化できないものの中でサバイブしていく。
外部からの様々な情報を無意識が受け取り、12の感覚のどこからへんで違和感に変換され、「なんかこわっ」に手を打ち続ける。
「背筋がぞわっとする瞬間」みたいなものがあるかどうか、みたいなものを経営者仲間と話しますが、みな、一様にあります。で、特段言語化できない。
超大企業ならば別でしょうが、従業員1000人以下くらいの中小企業は、決定権者が事務所に引きこもって、何か時代を読み切った顔だけして、方針指示とかしない方が良い。
パトレイバーⅡで後藤隊長も言っていた。
「戦線から遠退くと楽観主義が現実に取って代る。そして最高意志決定の場では、現実なるものはしばしば存在しない。」
至言ですね。
どこか片足は顧客や現場に突っ込んでおき、最前線に近いところで外部情報を適量浴びた方がよい。
その方が打ち手が大きく外れがない気がします。
という訳で、時折、ご紹介やご指名をもらったお客様の設計デザインを。
いずれも来年の竣工ですが、億超えバジェットが続きます。


