2026年2月 中盤 異国より
数年ぶりの大雪と過去最大差がついた選挙が同じ日に。
女性初の首相が、安倍さん、小泉さんでもできなかったことさらりとやってのけた。
過去の踏襲ではない政治をやってくれそうだなという期待と少し勝ちすぎでは?という思いがある。
高市首相も期待値が高すぎるので実は内心はヒヤヒヤだろうなと思う。今後こけられない。この人気は批判と表裏一体の両刃の刃になり自身に突き刺さりうる。
そんなこと本人が一番わかってるだろうけど。
こうなったからには誰の顔色も見ずにとことんやりたいことを貫いてほしい。それが日本にとってよいことかどうかは、どうせ、100年後にしか答え合わせはできない。
日本は戦後アメリカにうまく取り入りながら「事わけせぬ」でやってきた。言い方を変えるとはっきりと意思表明せずにうまいことはぐらかしながらやってきた。
それではダメだ勢と、今後も白黒はっきりさせずにのらりくらりしのいでいこう勢の争いだったともいえる。
「事わけせぬ」は古くは万葉集に出てくる言葉だ。AIで調べるとこんな感じ。
「事わけせぬ(ことわけせぬ)」は、「物事の事情や細かい道理を区別して考えない」「理屈を並べ立てず、そのまま受け入れる」といった意味合いの表現です。状況を分析せず、単純に扱う様子を表します。
意味: 事情を区別・解明しようとしない、理屈抜きで受け入れる。
構造: 「事(こと:事情・物事)」+「わけ(分け:区別・分解)」+「せぬ(しない:否定)」
極めて日本的だと思うし、実はとても好きな思想だ。
白黒はっきりさせないことで、相手方を殲滅させることを嫌う。友敵にわけない。日本的だなと思う。
将棋は取った駒を味方にして使う。敵と味方の境界も言語化していないのであいまいだ。
この反対の意味の言葉はきっと「はじめに言葉(ロゴス)ありき」だと思う
それは、自分が好きだった「事わけせぬ」の世界観からはとても遠い。
7000kmという物理的距離よりも、はるか遠い。