2月終盤 憂鬱
さて2月も残すところ数日です。
気温も急に13~15度くらいまで。
春遠からじなんですかね。
冬好きとしては少し口惜しい。
さて、遠い異国では・・・でもないですね。隣国ロシアとウクライナで紛争(戦争)が。
ベストセラー「ホモサピエンス全史」で有名な哲学者ユヴィア・ノラ・ハラリの新著「ホモデウス」での書き出しは「人類は飢饉・疫病・戦争という大きな問題に対処可能になった」と始まります。
が、全世界では8億人以上が飢餓状態にあり、昨今のコロナ、そして今回のロシアのウクライナ侵攻。
事実、「減ってはいる」が、そこにはある。
僕らはこの3つの危機を本当に克服できたのだろうか?という気分になる。
3年前にチェルノブイリを見たいなと思い立ち、キエフに行こうと計画をしていた。が、体調や諸々の事情で見送ってしまった。
もしかしたら二度と見れない・・・と思うと、無理にでも行っておけば良かったと思う。美しい街と聞いていた。
コロナ騒動もあり、今回のこの事件もあり、今、普通にあるものは、結構もろいな・・と誰もが思っているのではないか。意外と「あり続ける」ものは少ない。
自然発生的にあり続けることなどほとんどないのだ。きっと。今の環境も一つボタンを掛け違えたら全部無くす。「家族する家族」という本があったが「努力して家族する」必要がある。「努力してよい環境を維持し続ける」は大事なのだ。
が、小市民である僕が大上段に世論を切ってみた所で、何も変わらない・・し、やや厭世的にも、感傷的にもなりますが、いつも通り半径5mの幸せを。
というわけで、今月のアフタヌーン連載のヒストリエは・・・もう、何も言うことがないくらい神回だった。・・・岩明先生、長生きしてください。
と、かなり極端に狭く小さい話も大事です。
各スタジオごとに月間の着工枠の上限を決めていますが、かなり埋まってきていると報告を受けています。スタジオによっては10月~11月になるだとか。
僕らの仕事のサイトは長いですね。2月にしてもう来年の話をしなければいけない。
さて、繰り返しますがもうすぐ春ですね。
僕は次の冬を待ち遠しく。それでは皆様、気分は中々あがらないでしょうが、無理に上げずに、ただ淡々と。半径5mを幸福に。