千葉県の注文住宅で後悔しないために|設計士が建築から学んだ家づくりのヒント
- Category:
- Writer:熊谷 直
こんにちは。エーセンス建築設計事務所の熊谷です。
先日、東京・文京区にある東京カテドラル聖マリア大聖堂を訪れる機会がありました。建築家丹下健三によって設計された、日本を代表する建築のひとつです。

外観はステンレスの曲面によって構成された、とても力強いフォルム。十字架を形づくるように立ち上がるその姿は、写真で見るだけでも印象的ですが、実際に目の前にするとスケールの大きさに思わず立ち止まってしまいます。
ただ、この建築の魅力は外観のインパクト以上に、内部空間にあるように感じました。
扉をくぐって中に入ると、先ほどまで感じていた街の喧騒がふっと遠のき、空間の空気が一気に静かになる。天井の高いコンクリートの空間に、上部のスリットから光が差し込み、ゆっくりと壁をなぞるように広がっていきます。
特別に華やかな装飾があるわけではありません。それでも、その場所に立っているだけで、自然と気持ちが落ち着いてくる。不思議なくらい居心地のよい空間でした。
建築というのは、デザインのかっこよさだけではなく、そこにいる人の感覚にどのように働きかけるかがとても大切なのだと、あらためて感じます。
私が千葉県で注文住宅の設計をするときにも、いつも考えているのは同じことです。
見た目のデザインだけではなく、朝の光がどこから差し込むのか。リビングに座ったとき、窓の向こうにどんな景色が見えるのか。家の中を歩いたときに、空間の広がりをどう感じるのか。
図面には描ききれない「居心地」を、どうつくるか。
そういうことを考えながら設計しています。
千葉県で注文住宅を考えている方とお話ししていると、「間取り」や「広さ」の話からスタートされる方が多いのですが、本当に大切なのは、その家でどんな時間を過ごしたいのかということだったりします。
例えば、休日の朝にゆっくりコーヒーを飲む場所。
家族が自然と集まるリビングの距離感。
夕方の光がきれいに入る窓辺。
そういった日常のシーンを想像しながら設計していくと、家の形は少しずつ変わってきます。
だからこそ私は、家づくりを「仕様を決める作業」ではなく、「暮らしを一緒に考える時間」にしたいと思っています。
細かな条件だけに縛られるのではなく、少しおおらかな気持ちで家づくりを楽しんでいただける方。設計者の提案も含めて、「こんな暮らし方もいいですね」と会話をしながら住まいを考えていける方。
そういう方とは、きっと良い家づくりができる気がしています。
もし千葉県で注文住宅をご検討中で、「設計士とじっくり話しながら家づくりを進めたい」と思っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お話ししてみませんか。
図面の話の前に、好きな建築の話や、理想の暮らし方の話からでも構いません。そういった何気ない会話の中に、その人にとって本当に心地よい住まいのヒントが隠れていることが多いのです。
もしかしたら、その最初のきっかけになるのが、今日ご紹介したこの建築の話かもしれません。
もしご興味があれば、ぜひ一度、続きをお話ししましょう。
この記事を書いた人