スタンディング・ウーマン
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- Writer:大久保 紀和子
こんにちは
住宅アドバイザーの大久保です。
青森県の十和田市現代美術館にあるロン・ミュエクの彫刻 【スタンディング・ウーマン】
きっかけは“こんな女性になりたい”と思った方のラインのアイコンがこの作品で。
全長の4メートルの【スタンディング・ウーマン】私もファンになりました。

ミュエクの彫刻は、極端にスケールを操作しながら、見る人の感情に静かに訴えかけます。
手のムチムチなど、虚しすぎるリアルさです。
細部の質感や表情に誠実さが宿っており、記憶に残るスケール操作が住まい造りにも通じる思想だと思います。
たとえば、ゆるやかに眠りにつくための天井を低くした寝室や、庭の一部だけを切り取る窓。
具体的な広さを追うのではなく、空間の密度や時間の流れに意味を集めることで、日々の暮らしが豊かになります。
物理的な量を抑えつつ、丁寧に素材や光、視線を編むと、親しみのある住まいになります。
春には、森美術館で企画展 たのしみです。
この記事を書いた人
住宅アドバイザー
大久保 紀和子
Okubo Kiwako