寒期
- Category:
- Writer:関口 正人
こんにちは。関口です。
1年通して、今が一番寒い時期ですね。
室温の数値が同じでも、足裏が冷たいか、そうでないかで、空間の印象は大きく変わります。
無垢床は、触れた瞬間の温度変化が穏やかな素材です。
冷たさを伝えにくく、人の感覚に近い速度で熱をやり取りします。
だから冬でも、床に立ったときの違和感が少ない。
一方で、その下にある基礎断熱は、空間の“土台となる温度”を整える役割を担います。
床下を外気から切り離し、住まいの内部として扱うことで、温度の揺らぎを小さくしていきます。
無垢床と基礎断熱。
この二つは、どちらか一方だけでは成立しません。
素材の感触と、見えない部分の環境。
その両方を重ねることで、冬でも足元から落ち着いた空間が生まれます。
暖房の効きよりも、温度の感じ方を設計するのが大切ですね。
この記事を書いた人
設計デザイナー
関口 正人
Sekiguchi Masato