通風利用とは
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- Writer:小玉 祐樹
もう5月下旬と、夏日になる日がではじめましたね。
暑くなると利用頻度が増えるエアコンですが、エアコンを利用するかどうかの微妙な日がある時期でもあります。
エアコンを使うほど暑くはないけど、室内の空気がこもっているなというときの解決策として、窓を開けて換気をする方法があります。換気(通風)といっても、風をうまく利用しないとあまり効果がありません。
今回は通風の上手なやり方をご紹介いたします。
通風といってもただ窓を開ければいいというわけではありません。
窓を開けて風を入れると涼しくなると思うのですが、ただ真夏の時期は暑い空気をお家の中に入れているだけなのであまり意味がありません。窓を開けるなら、涼しい日や時間帯(朝・夕)の涼しい空気を取り入れた方がよいです。
また窓を開ける際も、どこから風が吹いてくるかを知る必要があります。窓を開けているから勝手に風が入ってくると訳ではありません。その地域によって風が吹いてくる方角がありますので、うまく入口と出口を作ってあげる必要があります。
それ以外にも、立体的な通風方法があります。暖かい空気は上に乗ぼる現象を利用して、涼しい空気を1階から取り入れ、吹抜けなどを通って2階の窓から外へ排出するという方法もあります。
ご紹介した2点を意識するだけでも変わるかと思います。
エアコンは使うなということではなく、暑い日はエアコンを利用するなどしてうまく調節すること大切だと思います。
この記事を書いた人
設計インテリア
小玉 祐樹
Kodama Yuki