漆喰壁のお手入れ方法
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- Writer:田中 克宜
メンテナンスで一番お客様からお問い合わせがあるが
内部漆喰壁のお手入れ方法です
今回はしっくい壁のお手入れ方法についてお話しします
漆喰壁は自然素材ならではの美しさと機能性を持っていますが、
適切なお手入れをすることでその魅力を長く保つことができます。
以下に基本的なお手入れ方法をまとめました:
1. 日常のお手入れ
漆喰壁は静電気を帯びにくいため、ほこりが溜まりにくいです。
普段は特別な掃除は必要ありませんが、軽く乾いた布やハタキでほこりを払うと良いでしょう。
2. 軽い汚れ
手垢や擦り汚れは、消しゴムや中目のサンドペーパーなどで優しく擦ると落ちることが多いです。
3. 頑固な汚れ
飲み物や調味料のシミには、早めに乾いた布やティッシュで叩くように水分を取ります。
その後、漂白剤を少量つけた綿棒で優しく叩くと効果的です。
ただし、漂白剤を使用する際は換気を行い、床や木部の養生をしっかりしてから行ってください。
4. ひび割れや傷の補修
漆喰のひび割れや傷は、同素材の漆喰を使って修復できます。
補修用の漆喰を水でこねてを塗り込み、乾燥後に表面をサンドペーパーなどで整えることで目立たなくなります。
漆喰壁はその自浄作用や調湿性など、自然素材ならではの特性を活かして快適な住環境を提供してくれます。お手入れを楽しみながら、長くその魅力を保ってください!
この記事を書いた人

工務部/アフターメンテナンス
田中 克宜
Tanaka Katuyoshi