春の訪れに「気がつく」住まいの仕掛け
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- Writer:宗形龍磨
先日、モデルハウスの窓掃除をしていた時のことです。
ガラスを磨き、ふと手を止めた視線の先に鮮やかな赤色が飛び込んできました。
ウッドデッキがくりぬかれたスペースに、開花しそうなツツジのつぼみに出くわし、思わず窓の外に出ていました。
このモデルハウスは深い軒下空間となっており、ウッドデッキが広がっています。
室内から屋外へと意識を向ける視線の抜けをつくることで、実際の面積以上に空間を開放的に感じさせてくれます。
季節ごとに表情を変えていく「動いている庭」。
その一瞬を切り取る住まいは、住み手に豊かな時間を与えてくれます。
半屋外空間に身を置き、季節の移ろいを肌で感じることは、忙しい現代の暮らしにおいて贅沢な時間といえるのではないでしょうか。
ウッドデッキの隙間から顔を出すツツジの力強さはとても素敵で、
これからも、こうした季節を愉しめる仕掛けを、ひとつひとつ大切に形にしていきたいと思います。
モデルハウスにお越しの際は、ぜひデッキに腰かけて感じてみてください。

この記事を書いた人
設計デザイナー
宗形龍磨
Munakata Ryuma