感性を磨く
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- Writer:小玉 祐樹
まったく梅雨らしくない天気が続き、いよいよ梅雨というものもなくなるのでは?
と思ってしまうほど暑い日が続いています。もうエアコンなしでは過ごせない日々が続きますね。
私はよく本屋さんで、建築コーナーの書籍を漁るが好きなんです。
読書は単なる知識の補給ではなく、むしろ自分の内側と向き合う静かな時間。みたいに最近思うんです。
誰かの言葉を追いながら、気づけば自分自身のことを考えているし、そんな読書の経験を重ねることで、
ものの見方や感じ方に少しずつ深みが出てくる気がする。
特に空間づくりや暮らしに関わる分野では、この「感性を養う」ことがとても大事だと思う。
ただ便利なだけの住まいではなく、どこか自分らしさがにじむような空間を生み出すには、自分自身が何を心地よいと感じるのか、どんな価値を大切にしているのかを知っている必要がある。
本を読むことは、その感覚を育てる小さな手がかりになればと思っております。
数千円で、著者の擬似体験ができたり、頭の中をのぞけるなんてとても素晴らしいことだと思います。
昔は本なんか読まなかったのですが、最近しみじみ建築が好きなんだなーと思ってしまいます。
ネットで簡単に情報が知れる時代ですが、あえての紙で読む本もいいのかな。
この記事を書いた人

設計デザイナー
小玉 祐樹
Kodama Yuki