リビンモダニティ
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- Writer:幸田 崇徳
みなさんこんにちは、設計の幸田です。
先日、国立新美術館で開催中の『リビング・モダニティ 住まいの実験』展を見てきました。
この展覧会は1930年から1970年までの実験的な住宅にターゲットを絞った展覧会でした。
展示されている住宅は、まさに建築系の学校で必ず目にするものばかり。
スカイハウスやフィッシャー邸、ファンズワース邸などモダニズムを彩る名作の模型と写真、解説が関連するテーマと年代などで島のように配置され、順路は決まっておらず自由に行き来でき、のんびりとみることができました。
なかでも私は知らなかったのですが、土浦亀城さんの自邸『土浦亀城邸』に驚きました。
写真を見るとスチールサッシに横長窓といった完璧なモダニズムなのですが、なんと建築されたのは1935年!
昭和10年。戦前の建物でした。
綺麗な空間で見習うことが多い写真です。
好きな建物たちの展示空間に栄養補給できました。