『SHOZO CAFE』 ~居心地の良さ~
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- Writer:熊谷 直
こんにちは。設計士の熊谷です。
このブログでは、住宅の設計にまつわるあれこれを、日々の気づきや実例を交えながら綴っていこうと思っています。
「居心地の良い空間って何だろう?」という問いを大切にしながら、家づくりのヒントやちょっとしたお役立ち情報なども発信していきます。
日常の延長にある、ちょっと心地いい設計の話。
ゆるやかにお付き合いいただけましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
那須の森の中に、ひっそりと佇む「SHOZO CAFE」。週末にふと立ち寄ったこのカフェは、建築と空間の在り方を静かに語りかけてくれるような場所でした。
コンクリートや木、金属といった異なる素材が、決して主張しすぎず、互いに寄り添うように調和している。室内に差し込む柔らかな自然光もまた、設計の一部として緻密に計算されていることを感じさせます。
天井の高さ、家具の配置、窓から見える木々の枝葉。そのすべてが「居心地の良さ」という言葉では言い表せない、感覚的な快さをつくり出していました。カップに注がれたコーヒーの熱と香りが、空間の静けさをより際立たせ、五感すべてが優しく満たされていく感覚。この「余白」のような贅沢こそが、現代の住まいにも求められているのではないかと、設計者として思わず考え込んでしまいました。
「何もしない時間」が心地よく流れていく場所。過度な装飾や機能を求めるのではなく、自然や人の気配と穏やかに共鳴する空間。SHOZO CAFEは、そんな普遍的な建築のあり方を静かに体現していました。
私たちの設計においても、「つくり込みすぎない豊かさ」や「自然と調和する素朴さ」を、改めて大切にしていきたいと感じた一日でした。
エーセンス建築設計事務所では、ご相談の最初の段階から設計士が直接お話を伺います。
お客様の「こうしたい」を、丁寧に形にしていく──そんな家づくりを、私たちは大切にしています。
「設計士とつくる家」に少しでもご興味をお持ちでしたら、ぜひ一度、私たちとお話してみませんか?
具体的な計画がなくても大丈夫です。住まいへの想いや日々の暮らしのこと、何でも気軽に聞かせてください。
「この間取りってアリ?」「こんな素材を使ってみたい」など、
ちょっとした疑問や夢の一片でも、私たちにとっては大切なヒントです。
建築のプロとして、きっと何かしらのお力になれると思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ご相談はいつでも、お気軽にどうぞ。お会いできる日を楽しみにしております。
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