超極私的映画ランキング2019
さて、年末恒例の超極私的映画ランキング
旧ブログから数えると8年目。(旧ブログはもう見れませんが。)
今年も余り映画館に足を運べず。が、良作揃いでした。70本くらいですかね。
基本的に映画館でみた映画のランキングです。ネットフリックスやアマプラなどの配信限定の超々良質な作品が劇場公開されない最近のトレンドをみると、この先シネコンはどうなるのだろうかという思いもあります。・・・が、やはり映画館好き!
☆が付いてるのがおススメです。
1月
クリード 炎の宿敵
ミスター・ガラス
蜘蛛の巣を払う女
ジュリアン
天才作家の妻 40年目の真実 ☆
2月
アクアマン
ファーストマン
メリーポピンズ リターンズ
女王陛下のお気に入り ☆☆☆
THE GUILTY ☆
フロントランナー
3月
グリーンブック ☆☆
キャプテンマーベル
運び屋 ☆☆
スパイダーマン・スパイダーバース
ブラック・クランズマン ☆☆
ウトヤ島7月22日
記者たち ☆
4月
アヴェンジャーズ・エンドゲーム ☆☆☆
キングダム
バイス
ハンターキラー ☆
ハロウィン(2018)
5月
ゴジラ・キングオブモンスターズ
アメリカン・アニマルズ ☆
ザ・フォーリナー
ガルヴェストン
6月
アラジン
スパイダーマン・ファーフロムホーム ☆☆
メンインブラック・インターナショナル
X-men・ダークフェニックス
ハウスジャックビルド ☠
パピヨン ☆
7月
天気の子
アルキメデスの大戦
チャイルドプレイ(2019)
8月
ライオンキング
ワンスアポンアタイムインハリウッド
ロケットマン
永遠に僕のもの ☆
メランコリック
あなたの名前を呼べたなら ☆☆☆
世界のはての鼓動
9月
記憶にございません
アドアストラ
アス
宮本から君へ
ハミングバードプロジェクト ☆☆
プライベートウォー ☆☆
10月
ジョーカー ☆☆☆
ジョンウィック・パラベラム
楽園
蜜蜂と遠雷 ☆☆
T-34 レジェンドオブウォー ☆☆
ジェミニマン
クロール 凶暴領域
エンテべ空港の7日間
11月
ターミネーター・ニューフェイト
ドクタースリープ
マリッジストーリー ☆☆
IT/イット THE END
アイリッシュマン ☆☆☆☆
エンドオブステイツ
THE INFORMER ☆☆
クライマックス
12月
スターウォーズ・スカイウォーカーの夜明け
テッドバンディ
で、ここからTOP10です。絶対に参考にしないで下さい。今年は特に・・・。
10位:蜜蜂と遠雷
元々原作は読んでいて、これをどう映画化するんだ?と思っていましたが、若手俳優の神演技合戦。松岡茉優ちゃんは多彩だな~。鈴鹿央士君も化け物みたいに素晴らしい演技。
9位:グリーンブック
昨年のアカデミー作品賞。にしては地味な映画でしたが読後感が本当に良かった。予想通りにハッピー映画。
8位:あなたの名前を呼べたなら
最近エネルギッシュなインド映画。素晴らしい恋愛映画だった。
7位:マリッジストーリー
もう一本恋愛映画。ネットフリックス作品ですね。こちらも2019年の「ブルーバレンタイン」。既婚者は見ない事をお勧めします。が、作品としては大傑作。
6位:運び屋
ご老体イーストウッド作品。ガツンと盛り上がる系の映画じゃないが、良い映画だった。
5位:アイリッシュマン
これは、完全に好み映画なので参考にしないで欲しい。グッドフェローズ・ゴッドファザーすきで、かつマーティンスコセッシ・デニーロ・アルパチーノときたら観るしかない。ネットフリックス映画ですが、映画館上映がほとんどないんだよな~。が、これからこんな風な名作を配信限定でやったら映画館廃れるぞ。
4位:JOKER
ホアキンフェニックスの肩甲骨だけでも見に行く価値がある。DC系を見ていないとちときついか・・・とも思ったけど、今年一番ズシンときた映画。
3位:女王陛下のお気に入り
ハリウッド女優の超絶演技合戦。素晴らしくえぐくて邦題を「アウトレイジ女性版:全員悪女」ってつけてほしかった。胸糞系えいがなのでご注意を。が、映画としての完成度は最高。
2位:T-34 レジェンドオブウォー
「映画ってこういうのでいいんだよ映画」の今年の代表。ただただ映画が流れている時だけワーと楽しい映画こそ映画だったはずだ。ロシア映画の傑作・・・というかこれぞ1時間半をただただ愉しむTHE映画。
1位:アヴェンジャーズ・エンドゲーム
と、スパイダーマンファーフロムホーム
この2作はもう合わせて一作みたいなものなのでセットで。こんな大作を1位にすると映画通から「ミーハーか?」とか言われてしまうが。ミーハーです。
まず、10年23作品をきちんと一つのサーガとしてまとめきった、コンセプトの共有が素晴らしいとしか言えない。チームビルドしている人間として、凄いとしか言えない。
映画ごとに監督もスタッフも変わっているが、それぞれ個性を出しつつ、しっかりと一つのサーガになっている。で、ファンムービー的なサービス精神もあり、それぞれの作品のクオリティも高い。一体誰の頭の中に、こういう着地点が浮かんでいて、どういうツールや言葉で共有していったのだろうか?・・・・という点で1位。ラスト「I am iron man」には号泣した。
と、いうことで終わりです。ネットフリックスやアマプ配信作品はほとんど劇場でやっていませんが、総じてクオリティが高い。高すぎる。スポンサーに気兼ねなく作れるのと、予算がある。
この流れが加速すると素晴らしい作品を映画館で見れなくなるだろう・・・・。
真剣に家の中で大画面、高画質、高音質のシアタールーム需要増えるんじゃないか??