8月終盤 雑感
8月終盤です。暑さも一段落・・・ともいかないですね。
が、朝夕は心なしか涼しいか。
とはいえ、台風がかすったり、かすらなかったり、秋っぽい気候になってきましたね。
あと数ヶ月後、必ず寒くなるっていう約束事も安心させてくれますね。
さて、ニュースを一つ。
記事を要約すると
「社会的価値と経済的価値を両面から運営を見る必要があり、特に株主への説明責任が発生する」
「資産効率が悪いので・・・廃業か縮小」
当たり前だけど、川村記念美術館は私企業が運営していて、公的資金は入っていないし、財団法人化もしていない。
上場している営利企業が創業者のある意味道楽で運営。
で、株主の優先順位は、後世に役立つ・・・というよりは圧倒的に経済合理性。だろうと。
公共的な価値観の実現を民間の私企業に頼ってきた経緯が戦後あるのはわかる・・が、美術館単体で黒字化できるはずもない。
志や公共的、社会的、文化的な豊かさというのも、お金が余っていないと持続しないものだなと、当たり前すぎて誰も言わなかったけども、こうして顕在化し、目の当たりにすると。
税金でやるか大大富豪が維持させていくしかない。
で、かくいうあなたはどれだけお金を落としたのかといわれると、おそらく3~4年に一回しか行っていない。千葉県人なのに。何も言う権利がない。
最近、仕事である地域の博物館や資料館、中央図書館のようなところにいったが、普段目的を持っていく事がないだけに、いざ、調べものとなるとあれほど有用な施設はないなと思う。
僕は税金や、大学運営の一環としてやるべきだと思う。が、それも「そんな施設や運営にお金をかけるなら、他に・・・論」があるのだろう。
国がシュリンクする、経済も含めて縮んでいくことは、文化的にも後退していくことだとするならば、
「皆で一律に貧しくなっていきましょう」的な論にはあまりのれないな~とも思う。
「文化はあまったお金で回っている」
というわけで、焼け石に水だろうが、千葉県人は川村記念美術館に行きましょう
美しい建物と庭でした。ありがとうと敬意を。(お金は落としてこなかったけど。ごめんなさい)
きっとこれらの事が全国で起こっているだろうし、これから増えるのだろう。
で、ここから宣伝です。
当社youtubeでまたお盆明けからいくつかルームツアーを。
煽り系のサムネも、びっくりさせるような題名も付けていないので、安定の5000再生程度ですが、
硬派にやっております。逆にいかにバズらないかを念頭に。
時代の寵児、バズり的な何かとは距離を置いて。
届けるべき人にたんたんと届けばいいなと。
応援宜しくお願い致します。
↑この物件は、お施主様のご厚意により、9月の23日まで内覧できるようになっております。
宜しくお願い致します。