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2024 超極私的映画ランキング

さて、年は明けてしまいましたが、毎年恒例の映画ランキング。

 

今年は、忙しさや精神状態、そして業界的に”配信”押し、脚本家協会のストなど、影響もあり、映画館でみたのは53本。自分自身も”映画館に行く”という体力が失われているのもある。

 

全盛期の半分ですが、ご勘弁を。

 

 

1月

コンクリートユートピア

アクアマン

ある閉ざされた雪の山荘で

ゴジラー1.0

ゴールデンカムイ

哀れなるものたち

 

 

2月

瞳を閉じて

ダムマネー

ミツバチのささやき

ジェントルマン

ボーは恐れている

コヴェナント/約束の脱出

犯罪都市

落下の解剖学

 

3月

アーガイル

ドッグマン

DUNE砂の惑星2

薄氷の告発

オッペンハイマー

 

4月

アイアンクロー

オーメンザファースト

パストライブス

 

5月

猿の惑星/キングダム

胸騒ぎ

ミッシング

関心領域

マッドマックス・フユリオサ

 

6月

あんのこと

チャレンジャーズ

ホールドオーバーズ

クワイエットプレイス:day1

ルックバック

ザウオッチャーズ

 

7月

フェラーリ

密輸1970

デッドプール&ウルバリン

フライミートゥザムーン

 

8月

フォールガイ

侍タイムトりっぱ-

ソウルの春

モンキーマン

ツイスターズ

 

 

9月

エイリアン:ロムルス

アビゲイル

 

 

10月

シビルウォー

ジョーカーフォリオドゥ

ソウX

 

 

11月

ヴェノムラストダンス

グラディエーターⅡ

ドリームシナリオ

ジャワ―ン

 

 

12月

スピークノーイーブル

 

 

という訳で、観てる本数が少ないので今年もTOP8で。

 

 

8位 ジャワ―ン

イケイケインドのザ、ボリウッド映画。アクション、パワー、勢い、全部ハリウッドよりも。

要はハリウッドは成熟しきってしまい”ベタ”が出来なくなってしまった。インドは違う。

”ベタ”を恐れない。コアな映画ファンの目とやらを全く気にしない。最高のアクション映画。

 

 

 

 

7位 ソウルの春

韓国の実録映画。歴史的な下調べなしで観に行って、最後「え、そっちが勝つの??」と。

要は現職の大統領を軍閥が武力クーデターを使いひっくり返す。

で、ひっくり返してしまう。実話か~。しかも極最近の話。すごすぎる。名作。

 

 

 

 

6位 オッペンハイマ―

一時期、日本では公開をしない・・という話になっていた。

原爆の父オッペンハイマ―の自伝的映画。

歴史的経緯、被爆国である日本と、イデオロギーはわかる。

が、公開して良かったと思う。ちなみにオッペンハイマーは最後まで

原爆は使うべきではないと主張していた。

 

 

 

 

5位 ルックバック

天才ふじもとたつきの短編漫画の映画化。

完璧な作画。上映時間わずか58分だけど満足度は高い。

僕はクリエイターではないけど、物作りをする一人ではある。

が、他クリエイターへの嫉妬はない。共感度も高いわけではなかった。

きっと天才たちの物語なんだとも思う

 

 

 

4位 チァレンジャーズ

いまやスーパースターになってしまったデンザイヤが自己プロデュースした作品。

とにかく不思議な作品。不思議な作品なんだけどやけに印象に残る。

心にひっかかる作品。ユニークで面白かった。

 

 

 

3位 あんのこと

唯一の邦画実写。入江悠監督のあんのこと。

まさに時事映画でコロナ、貧困。で、家族。

この、”あんのこと”や”葛城事件”とかを見ると家族は須らく暖かいものでもなく、救いにもならない。

呪いでもある。と思ってしまう。その血のつながりを断ち切りたくなる人はいる。家族は万能薬ではない。

観る前か「絶対に重くなるんだろうな~心が」と覚悟してみたが、事実重くなった。が、名作。

今年は”河合優美”さんの一年だったと思う。今、映画俳優で日本一は間違いなく河合優美さん。

完璧な演技だったと思う。

 

 

 

2位 シビルウォー

A24配給作品は実は全然はまっていなかったんだけど、これは面白かった。

アメリカが2つに分かれて戦争状態に入っている・・・というリアリティがあるんだかないんだかの作品。

トランプさんの当選前にこの映画をやるアメリカ。風刺にしてはえぐすぎる。が、映画としてとても面白かった。

キルスティンダンストの”老け具合”とか最高だった。1シーンだけ出てきたジェシープレモンスが最怖だった。

日本映画の”今”と言われたら河合優美さんと答えるだろう。ハリウッド映画の”今”と言われたらケイリースピニー。

エイリアンロムルスに続き、このシビルウォー。スーパースターになっていくんだろうな。

 

 

 

 

 

1位 ホールドオーバーズ

今年観た映画の中で、最も起伏のない最も地味な映画が、最も心に沁みた作品だった。

四の五の言わずに、この寒い冬の季節に見て欲しい。冬向け映画

読後感というか鑑賞後感がこんなに良い映画もない。まさに良作でした。

ドンパチも拳の殴り合いも、病気の女の子の主人公も出てこない。

「よし、ここで泣いてください」という演出も全くない。が、沁みる映画とはこういうものだと思う。

 

 

 

 

 

 

という訳で今年はTOP8まで。

 

映画館に行く文化はきっと緩やかにすたれていくのだろう。が、その緩やかな下り坂もまた楽しみながら付き合っていきたいと思う。

 

配信全盛の時代。が、家で腰を据えて2時間見きれないのだ。自分は。集中力がない。

スマホを触ってしまう。

 

強制的に”それしか出来ない”は結構大事だ。いつもの体育館で出来ることをわざわざ合宿することに考え方は近い。

 

合理性からは適度な距離を置いて。楽しいとかワクワクはいつも合理の外の”無駄”の中にある。

 

それではまた来年。

 

 

 

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