12月 終盤 冬本番
12月も末なのだから「冬本番」はそりゃそうだろう・・・と思いますが、
冬本番です。
今シーズン初めて、朝、フロントガラスが凍っていました。
さて、娘の学校も冬休みに入りました。
僕らもあと数日で休暇へ。
4日までお休みを頂きます。
僕らの仕事は、初めてお客様に会ってから、土地を一緒に探したり、暮らし方を詳細にお聞きしたり、暮らし方そのものをデザインに落とし込んだり、現場をおさめ、お引き渡しをしたりと、おおよそ1年くらい。
なので、いずれにしろ、どこかのタイミングでお正月やお盆などはまたぎます。
12月の「次の月」だろうと言われれば、その通りだし、何か特別なことでも?と問われれば全く。
が、日本人には年マタギでの「リセット感覚」が、かなり強力に刷り込まれているなって、思います。
そして、年末にはこうつぶやくんです。「今年も早かったな」と。
一年の総括や来年の抱負など、やたらと言わせたがる「世間」とかだったりしますが、全くありません。
日々の暮らしや日々の業務は地続きだし、正月の「決意」とやらが12か月間持続したことなども過去一度もありません。
大きな掛け声などには「力がありそうで無い」は自明です・・・し、それはわざわざ、不特定多数の目に触れるSNSなどで発信するのはきっと、「誘導」「意図」があります。
この周りにいてくれる仲間や友人、家族などと、「変わらない日常」を淡々と、過ごしていくだけです。
来年も再来年もきっとこの気分は変わらない。
年末らしく時事っぽいことを言ってみると、遠くロシアの戦争やイスラエル、ガザのニュースをみると、
「この日々が続くこと」も、単なる偶然と奇跡とラッキーが重なっている刹那なのだなと思う。
本当に思う。
逆説にいうと、このあまりにも平和で平坦な日々など、長くは続かないのだろうとも思う。
小さな庶民としては今年も来年も目標というか抱負はいつも同じだ。
半径5mの人を幸福に。
これ以外思い浮かばない。