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階層

向き不向き論みたいな事ばっかり考えていて、自分に辟易してしまうんだけど、興味があるので仕方がない。

 

面白法人カヤックさんのツイートで

「階層がないフラットな組織」よりも「階層があるがそれを無視して動き回る組織」の方が強いんじゃないかみたいな文章があり、なるほどなと思った。

 

階層があるっていうのは、「役割が割り当てられている」ってことで、これほど楽なことはないと思う。

「決められている」ってのが、ポイントで、やる作業に迷いがないからフロー状態に入りやすい。

朝、会社に出社して、夜家に帰るまでのタスクが「割り当てられている状況」がそれだ。

「僕は何をすればいいのか」がクリアだ。

階層がある組織の最大のメリットはこれだろう。↑

 

じゃあ、階層化のデメリットはというと、僕が思うのは3点

1:誰かが決めたルールがうざいし、どうしてもルールは増える。
2:勉強しない、アップデートしない上司に当たったら最悪。
2:あらゆることが俯瞰でみえなくなる。

 

この当たりだろうか。

ルールは増える事はあっても、減ることがない。これは頭が痛い。
アップデートしない上司にあたったら・・・ご愁傷様としか言えない。
そして3番目だ。

大きなテーマや問いに対して、自らが考え、自らがアクション出来なくなる。

1:来客の10分前になったら、人数分のスリッパを用意しておく。
2:お客様がこられたら気持ちよく挨拶し、上着を預かり、席に誘導する。
3:担当が名刺を出し、挨拶を終えたタイミングで飲み物のメニューを確認する
4:1時間に一度、必ずおかわり確認をする。

こんな風に極限までわかりやすタスク化されていたら、誰でも出来るようになる。

 

が、例えばこんな風な指示を入社2週間の子にしてみたらどうだろうか?

「君のクリエイティビティを発揮して売り上げを作って来てね!!」
「顧客に最高の時間を過ごしてもらうための環境を作ってね!!それが君の業務」

こんな指示だ。かなり雑だ。これはタスクと言えるのか?

 

一言で「売上をあげる」といわれても、果てしなく広い。鼻血が出るほど無限にやることは広がっている。自社のHPを持つっていう基礎の基礎でも最低でもこれだけやることがある。

 

 

集客する:HP作成
    ―ペルソナから逆算してのコンセプト決め
    ―伝えるべき内容の精査
    ―それをどう伝えるかコピーやキャプションのライティング
    ―写真のセレクトや、不足があれば撮影(段取りも含む)
    ―ホームページ作成会社のセレクトと打合せ
    ―納期の確認など
    ―更新頻度や更新するコンテンツの作成・ルール決め
    ―ブログやSNSをひたすら更新する。

 

 

まずは、全体像を俯瞰でとらえ、そこから小さなタスクへと落とし込んでいく。

 

要は「すげ~考える」ことが必須なのだ。そして、「すげ~考える」ってのは、結構、いやかなり苦痛だ。

 

階層がある組織の良さはこの思考のショートカットに尽きる。

経営者に始まり、上司が「〇〇という道具を使って、いつまでのタイミングで、どうやったら上手く行くよ」をある程度持ってくれているからだ。

要は一番楽ちんなのだ。

 

さて、今の僕らはどちらが嬉しい組織なのだろうか。

 

事業所が3つあるのだから、一つくらいは
「君たちの情熱と才気と献身で、この事業部を運営してみてね。やり方はBe my quest」とか、使えない英語で言ってみたい。

 

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