前提
さて、「アベンジャーズエンドゲーム」熱も中々下がらず、結局、「アイアンマン」からもう一周全作品見直し。
「エイリアンコヴェナント」を見終えた後、「エイリアン」「エイリアン2」と周回してしまう原理ですね。
なんて書いていてMCU作品(アメコミ)を全部見ているファンと、ただの映画ファン(年12本程度)と、固まった休みが取れた時に見に行く(年2~3本)ライト映画ファンで、全く伝わり方は違うなと思う(当たり前だけど)。
この前提条件を揃えるっていうのは、結構大事だったりして、社内でも「話がわかりやすいなっ」て人と「う~ん、とりあえずエピソード(枝葉とか接続詞とか)よりも伝えたい本質から話そうか」って人がいる。
更に言うと、顧客に伝える時には数倍気を付けなければいけなかったりする。
例えばコアな映画ファン・マーベルのファンの人と話す時はこうだ。
映画ファン・・マーベルファン↓
「エイジオブウルトロンの悪夢のシーンは、インフィニティウォーの伏線だよね。」
「オールセンとジェレミーレナーが共演してるウィンドリバー見るとアベンジャーズ感あるよね」
「新作のMIBはソーとヴァルキリーじゃね~か」
とかいう会話(かなりオタク臭いが)が成り立つ。これで通じる。
これでもかなり手加減しているともいえる。
相手が年数本しかみないライトな映画ファンの場合はこうなる
「MCU作品っていう、アメコミ原作をベースにしたハリウッド映画があってさ、どこまで詳しく知ってる?なるほど。今のところ21作あるんだけど、それぞれの映画の主人公が一堂に会して大暴れするのがアベンジャーズっていう映画なんだよ。わかりやすく言うと「仮面ライダー大集合」みたいな感じでさ。で、今回の21作のシリーズの一応の完結編っていうのが今上映しているエンドゲームって映画でさ、11年に渡った21作の伏線の回収やら大団円感とかさ~歴史や物語を感じて楽しかったよ。」
という、やや冗長の説明が必要になる。
先日、友人が起業した時の会話も似たような感じになる。
「起業したんだ。良かったじゃん。で、ペルソナはどの辺なの??」
となる。
「ペルソナってなんすか?」
となる。
「ペルソナってさ、想定している「一番買ってくれると仮定している層というか人物像」みたいなもんでさ。若いカップルに来て欲しいのと、家族連れに来て欲しいのと、落ち着いたご夫婦に来て欲しいのでは店構えもキャッチも違うじゃん。で、どこらへんなの?」
となる。
分かりやすく話す人を観察すると、前提条件を揃えるのが上手だな~とつくづく思う。逆にいうと前提が同じくらいのレベルの人との話ははっきりいって面白い。色々と端折れるからだ。深度が揃っていると言える。
これは年齢とかキャリア関係なく。
どこまでわかりやすく伝えればいいかの見極めが上手いと言える。かみ砕き具合ともいう。
当然逆もある。
携帯ショップに行ったときに当然わかっていますよね??が如く
「今まで、〇〇割が効いていたんですが、6月で終わりになりまして、今回このパッケージに行くと、そこから〇〇っていう制度にきりかえ・・・」みたいな話を延々されるけど、そもそも前提としてその〇〇割で、どれだけの恩恵を受けてきたのかがわからない。
保険もそれに近い。熱っぽく「お得ですよ!!」感を語られても理解に乏しい(それはこちら側の問題も大いにある)
それと同じくらい「よくわかっていないようだから0から説明しますね~」感も癪に障ることもある。
よく営業本に出てくる「小学校3年生が理解するように伝えなさい」なんて書いてあるが、んなこたない。
僕らの仕事で言うと6社いう。ハウスメーカーを散々回って、それぞれ詳しく話を聞いてきたお客様に
「断熱材っていうのはですね、結構大事なんですよ。充填断熱と外張り断熱ってのが・・・」の時点で、「その辺は知ってるから。とりあえず、あんたのところの特徴をわかりやすく簡潔に伝えてくれよっ!」って顔をされているのを見たりもする。
要は「わかりやすいな~話が」って人は
「相手がどこまでそれについての知っているか、理解度を見極めるのが上手い」に尽きる。
飲み屋の与太話ならどうでもいいけど、彩度やトーンの前提を揃えるのは「伝える」という点において、とても大切なのかも知れない。というか、伝える技術の大半はそこにある。
このブログも、どの彩度、深度、どのペルソナに伝えるのかイマイチ定まっていない。
書く日によってちがう。70%は社員向けっていうのは、もはやバレていると思う。
まあ、いまなんかウィスキー飲んでクラクラしているので、更に定まっていない。