オタクの時代
さて、今週もどうやら忙しかった。
怒涛の田舎暮らし、眺望重要平屋系の設計が多い週だった。(全然終わっていないけど。)
今も描いている。当然、僕以外のスタッフも描いているだろう。
さて、最近読んだ本。
全従業員のうち、ハイパフォーマンスな80人を残し、他は全て解雇した・・・・という逸話は有名だと思いますが。結果は「誰かの不手際をフォローすることが全くなくなった」ので、超V字回復で、まあ、今のネットフリックスの隆盛をみれば。
でまとめると
- スタッフ全員が「成果の最終目標」を認識している
- 切磋琢磨出来る「ハイパフォーマー」以外は採用しない。解雇する。
- 率直なフィードバックを最速で行う
- 会社は家族ではなくチーム。目的がある。
- ハイパフォーマーが望んでいるのは、他のハイパフォーマーとのド楽しいプロジェクト。
- 成長しない人に能力開発を施すのは会社の仕事じゃない。良いプロダクトを産み出すのが仕事。
- スタッフ自身が自らに能力開発に責任を持つのが理想。
最近読んだ本の中ではとても面白かった。
社内チームを3つにブロック化しようと思っているのだけれど、「満遍なく平均的になるように・・・」を想像していたけど、考えをあらためる必要があるかも。「誰かの不足のフォロー」は仕事ですらないのだから。
あくまで「良いサービス、良いプロダクト」を世の中にアウトプットするのが仕事で、それ以外は仕事ではない。
誰かが抜いた仕事や、やれるのにさぼった仕事の穴埋めするのが、優秀な人の仕事ではないし、会社が用意する「研修」などに義務的に出るのはもっと仕事ではない。
ハイパフォーマー、もしくは、ハイパフォーマーであらんとする人材だけと、GOODプロダクトを。っと、心に誓う日々。
お箸でからっぽの茶碗をカンカン叩きながら「早く研修とか教育とか施してくださいよ~」とか言い出す、受動君にはきっと面白くない世の中がくるのだろう。
誰に言われるでもなく、掘って掘って掘り下げる、オタク気質人材が活躍する時代なんだろう。
デザインオタク、設計オタク、接客オタク、現場オタク。おたくの時代だ。