1. 隙間ができない施工性

断熱は施工が命です。優れた断熱材でも施工が悪ければその性能を発揮できません。 施工をする壁の中には、パイプやコンセントなどがたくさんあります。 成形された断熱材をその中にぴったりとはめこむは至難の技です。

セルロースファイバーは断熱施工専属の職人が施工し、セルロースファイバーの細かな木質繊維を空気と一緒に壁の中に吹き込みます。コンセントや筋交い、排水のパイプなどがあっても隙間なくビッシリと入り込みます。そのため性能値そのままの断熱性を発揮することができます。

2. 快適な湿度に調整

セルロースファーバーは木質繊維でできています。ゆえにかなりの重さの水蒸気を保湿することができます。

夏、湿度が高い時は空気中の湿度を吸ってくれます。外気に比ベ6%以上室内の湿度が低くなります。冬、空気が乾いている時には自身の湿度を放湿してくれます。一年を通して安定的な湿度を室内にもたらしてくれます。

・密閉した空間にグラスウールとセルロースファイバーを設置し、お湯を置くと?

グラスウールは呼吸ができない為、次第に水滴になります。セルロースファイバーも一旦は曇りますが、セルロースファイバーの呼吸により次第に下から曇りがなくなります。

3. 高い防音性

セルロースファイバーは35坪の家で、外壁面に約1.5t吹き込みます。壁面で見ると毛布を3枚重ねした重さにもなるんです!想像してみてください。毛布を3枚かぶって大きな声を出してもほとんど音漏れしません。

セルロースファイバーは多孔質なため、その繊維の中に音エネルギーが入り込み、熱エネルギーに変換されます。家の中はとても静かな環境になり、外部からの音もほとんど聞こえることがありません。幹線道路沿いや踏切の近くに住んでいる方も、音がほとんど気にならないそうです。

4. 高い安全性と優れた防虫効果

セルロースファイバーの原料は主に『木質繊維』と『ホウ酸』です。防カビそして難燃剤として添加されるホウ酸は安全性の高いものを選んでいます。また素材も人体には影響のないものをセレクトしています。LD50という致死量検査でも、食塩の約6倍安全性の高い材料という結果が出ています。

そしてホウ酸は、ホウ酸団子に代表されるように害虫の忌避効果、および木材の保護効果が非常に高い素材です。法隆寺などもホウ酸処理をすることで建物を保護しています。
結果、ゴキブリやシロアリに大変有効でねずみ等も含め住みつかなくなりました!

5. 火に強い素材

セルロースファイバー断熱にはホウ酸が付与されているのでとても燃えにくい材料になっています。ホウ酸自身の難燃効果と、繊維の細かさで表面が炭化してしまいます。
タウンページなど厚みのある本を奨き火に入れても中の方がなかなか燃えない理屈も同じですね。

6. 断熱の持続性

実は断熱材で一番大切なことかも知れません。
断熱材自体の性能はセルロースファイバーよりも優れている製品はありますが、経年劣化で性能が落ちてくることが多いのも事実です。時間の経過と共に水分を吸って沈下をしてしまったり、形質変化を起こしてしまう。また射区体自体が痺せてしまい、その部分に隙間が生じてしまうなど様々です。

セルロースファイバーはその点で信用できます。10年経過したセルロースファイバーで建てた家の壁を剥がしてみましたが、1mmも沈降することなく、さらには、湿度などで断熱性能が落ちるようなことも見受けられませんでした!

7. 製造エネルギーが少なくエコ

断熱材にも製造に係るエネルギーがありますが、それがとても低い素材です。
一般的な断熱材である、グラスウールやロックウールに比ベ20分の1以下のエネルギーで造られています。
また家を解体した際このセルロースファイバーを吸い込み、再利用できる素材です。元々が新聞紙などのリサイクル紙ですので、非常にエコで環境に優しい素材と言えます。

8. 躯体が長持ち

セルロースファイバーの最大の特長は湿度に強く、吸放湿性能がとても高いという点です。
壁内に調湿剤を詰め込みますので躯体はいつでもカラッとしており、家を腐らせる「壁内結露」が発生しません。
壁内結露はカビを呼び、そのカビがダニを呼び、アレルギーの原因になります。躯体を壁内結露から守る優れた素材です。