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冷たく感じる材・温かく感じる材

設計の小玉です。

冬に向かって朝晩は肌寒い時期になりましたね。

寒い季節は冷たい床を素足で歩くとヒヤッとしますよね。

コンクリートやタイルと木ってどちらが触れたときに冷たいと思いますか?

大体の皆様はイメージでコンクリートやタイルの方が冷たいと思いがちですが、

実は表面の温度はどちらも同じ温度なんです。

でも実際はコンクリートの方が明らかに冷たく感じますよね。

同じ温度なのに冷たく感じるのは、熱の伝えやすさが大きく関係しています。

熱は温度の高い方から低い方へ流れる性質があります。人の体温より低い物に

触れたとき、触れた者へと熱が移動するため冷たさを感じます。

熱の伝えやすさの数値は熱伝導率と呼ばれ、数値が大きいほど熱が移動しやすい物となります。

コンクリートは木材よりこの数値が10倍程度高い物質です。なのでコンクリートの方が木よりも冷たく感じるのです。

熱伝導率は樹種によっても違ってきます。一般的に熱伝導率は比重が重いものほど数値が高くなります。

 

仕上げ材選びは、見た目だけではなくその材料に触れた時の質感も考慮してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

小玉 祐樹
実施設計担当

小玉 祐樹

Koyama Yuki

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