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2019/01/26

向き不向き

好きだけど苦手の事が多くて。

 

好きではないけど、得意な事も多い。

 

今年の4月にはまた、数人新しいスタッフが入ってくるんだけど、「やりたい事」「やれる事」「得意な事」問題は起きる。間違いなく。

 

「やりたい事」を宣言してしまうと中々苦しい事も多い。

 

私は中小企業の社長で当然のことながら「やりたい」の自己実現のために、起業をした。もう13年前だ。

 

が、やりたいを宣言してしまった瞬間「今日の天気が悪いのも」自己責任になる。

 

例えば、仕事がつまらなそうな顔で、家に帰ったりしたとしたら、

 

「何つまらなそうな顔してるの?」となる。

 

「いや~大変でさ~」というと、キラーフレーズでこう返ってくる。

 

「いやいや、足の先からつむじまで、あなたがやりたって始めたことだから。誰も強制してないから。何いっちゃんてんの??それにあなたの好き勝手に散々周りを巻き込んどいて。」となるのは自明だ。

 

そんなこと言われたことないけど、そういうものだ。

 

僕は結構、仕事は「べき論」や「出来る事」「得意な事」で、いいじゃないか派だ。

あまり、「好き」を介在させない方が。

 

世に流布する「自分らしく生きる何ちゃらノウハウ」みたいなものを見ると、思わず眉をしかめてしまう。脱社畜なんてフレーズも、うえ~となってしまう。

 

やるべき事を後回しにして、やりたい事を優先させるビジネスパーソンはイマイチ、信用に欠ける。

 

いや、それでもやりたい事を何よりも優先するのであれば、少なくともフリーランスが良い。

組織コミュニケーションや数あるタスクを分け合っているチームメイトがいるのだ。

風邪を引いた時には、穴を埋めあうみたいな事がチーム制の良さだ。

好きだからといって、苦手の事をやってしまうと、必ず、そこのミス、手違い、質の低さを、「本人以外」が穴埋めする事になる。それは0からやるよりも、労力がかかったりする。

 

やりたい事っていう甘美な言葉の裏にはシビアな現実がある。

 

あの大人気作家のワンピース作者の尾田栄一郎さんは、週7日労働、睡眠3時間で21時間机に向かって漫画を描き続けている。何年も何年も。

 

その覚悟があるか?って話だ。

 

僕にはない。刑務所の方が自由時間多いらしい。

 

そして、そこまで、人生の全てのリソースを注ぎ込めるほど「得意かつ好き」なものに巡り合っていない。そしてそれはそんなに悪い事ではない。

 

 

特に好きではなくても、得意な事を鬼の形相でこなす日々だ。

 

そんな日々も特に悪くない。今の私にとっては。
何年か前にチーム戦を選んだのだ。みんなの苦手は僕の得意で、みんなの得意は僕の苦手なのだ。

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