素敵な美術館紹介

投稿日:2019年12月21日

こんにちは。

住宅アドバイザーの鈴木と設計の草野です。

 

今回は本年夏の終わりごろ伺った千葉市緑区あすみが丘東にある「 ホキ美術館 」をご紹介します。

2019年12月21現在は、本年10月25日の千葉県豪雨による水害の影響によりし長期休館中をしております。

その為復興応援の気持ちを込め、被災前に訪れたホキ美術館ですがご紹介をさせていただきます。

 

 


 

 

美術館のある場所は閑静な住宅街。

建物が道路に面していないため住宅の間にひっそりと駐車場がありました。

 

 

 

駐車場から少し歩くと美術館が見えてきます。

 

 

 

 

館内は残念ながら撮影がNG。

なので感想を記述させていただきます。

 

まず入ってすぐのスペースにお土産屋さんがありました。

館内に実際に作品として飾られている絵をポスターカードにしたもの.

「ホキ美術館」の印字が入った雑貨.

シンプルながらアート作品のように美しい文房具やカラフルなマスキングテープ等、商品がたくさん並んでいました。

※販売品の一部はホキ美術館のHPからも確認できます。

 

 

 

 

売店の先、受付でチケットを購入し早速館内に入ります。

ホキ美術館は1階から地下2階へと降りる計3階建て。

中では企画展を含む9つのギャラリーに分かれ、それぞれが違った表情を見せていました。

同じ階でも光の当て方や内壁の色で作品の見せ方を変えていたり、ボタンを押すと指向性スピーカーで作品の詳細を聞くことができたり。

体感を交えた絵画鑑賞によって個々の作品により引き込まれていきました。

 

ホキ美術館は2010年に開館した日本初の写実絵画専門美術館のため、まるで写真ではないかと思うほどリアルな絵画が約450点展示されています。

作品を近くで見てようやく「人の手で描かれた絵である。」とわかるほど。

すべての作品が繊細かつ緻密なタッチで描かれており、どの作品にも足が止まってしまいました。

 

さらに1階にはイタリアンレストラン「はなう」、B1階にはミュージアムカフェも併設。

絵画を愉しんだ後の余韻に浸りながらゆったりとおいしいお食事も楽しめます。

こちらのお料理がまたおいしいとの評判でしたので伺います。

 

 

 

 

今回は伺ったのはB1階のミュージアムカフェ。

ことらでランチをいただきます。

 

カフェメニューの横には世界遺産に登録されているシュレーダー邸の設計したヘーリット・トーマス・リートフェルトの代表作「赤と青の椅子」がありました。

このようにアートがあちらこちらにちりばめられており館内のどこにいても楽しめる美術館です。

 

カフェに入りオーダーしたのは、ランチメニューのハヤシライスとローストポーク丼。

 

 

 

 

とても色鮮やかな料理です。

そしてどちらもお肉がとても柔らかく時間をかけて丁寧に作られているお味でした。

 

デザートには濃密卵のプリンとガトーショコラを注文しました。

 

 

 

 

 

2つともとても濃厚で口の中に幸せな甘さが広がりました。

 

 

 

そして最後、ホキ美術館にいらっしゃった際に是非見ていただきたいのが美術館の特徴的な外観です。

 

 

 

 

一階のスペースが長く外へ飛び出しています。一度見たら忘れない他にはない不思議な形をしています。

 

この美術館を設計したのは日建設計の山梨 知彦さん。

東京藝術大学美術学部建築科を卒業し、代表作に桐朋オーケストラ・アカデミー、 木材会館、 ソニーシティ大崎などがあります。

 

ホキ美術館のギャラリー計画は、所蔵作品である写実絵画を最適な環境で鑑賞できる空間への模索から始まり、細密画の繊細さを壊さないように可能な限りシンプルなものを目指したのだそうです。

昭和の森に隣接した敷地という自然の一部となれる場所。

自然光を展示空間へと導き入れることで森の中を散策しながら絵画を鑑賞しているような状態を作りだす。

鑑賞時の視界には目の前の絵画以外、鑑賞の妨げとなるものが入らないよう壁面の目地、ピクチャーレールやワイヤーを排除するなど快適な鑑賞のための工夫。

展示照明は世界でも類を見ない全館ほぼLED照明を採用。

白色と暖色2種類のLED照明を無数に掛け合わせることで作家一人ひとりのアトリエの光環境に近づけた照明するなど沢山の工夫が施されています。

 

昭和の森近隣の自然に囲まれた空間にあるホキ美術館。

是非ご家族や友人と作品を作るたくさんの思いが詰まった美術館の建築と、その中にある美しい芸術作品も愉しまれてはいかがでしょうか。

 

 

 

私は美術館を建築という観点から見に行ったのは今回が初めてのことでした。

作品がもつ意味や、力を発揮するためには照明や壁が作り出す空間づくりというのがとても重要であり、それらを作り出すために建築士というのは多角的な目線を持ち設計を行っているのだと感じました。

 

今回は美術館という特別な空間のお話でしたが、お家づくりも同じです。

お家に存在するすべての空間の意義を考えることがそのお部屋に必要な機能を考えることにつながっていきます。

住宅とはかけ離れた空間のように思える美術館も、空間の作り方を学ぶ場所と考えると見方が変わってくるかもしれませんね。

 

以上、素敵な美術館紹介でした。

 

【施設情報】

※2019年12月21現在(2019年10月25日(金曜日)の豪雨による水害の影響によりし長期休館中)

 

〇ホキ美術館

住所: 〒267-0067 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15

   ※ カーナビゲーションの場合はホキ美術館駐車場の住所で検索してください。
   ※ ホキ美術館駐車場の住所:千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-13

開館時間: 午前10時~午後5時30分

休館日:毎週火曜日

入館料 :一般:1800円
    高校生・大学生・65歳以上:1300円
    中学生:900円
    小学生以下無料(大人1人につき小学生2人まで)
    障がい者手帳をご提示いただいた方は入館料が半額になります。

    団体(10名以上):1600円/1人(65歳以上:1300円/1人)
    小学生団体:750円/1人(10人の生徒に対して1人の保護者が付き添う場合)

URL:https://www.hoki-museum.jp/index.html

※再開2か月前にHPにてお知らせがあるようです。

一日も早い復興をこころよりお祈りいたしております。

この記事を書いた人

草野大希

草野大希

2019年12月21日 投稿|