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理想

一昨日、「明日の天気は大荒れ」みたいなことを書いたが、むしろ雲一つないピーカンじゃね~か。と。僕はどこの天気予報をみたのだろうか?

 

さて、組織コミュニケーションはとっても面白いが、大変だな~とも感じる。

 

組織を作れば、必ず優と劣がまじりあう。。

 

優劣というと言葉が強いが、あるタスクに対して得意不得意がわかれるという意味だ。

 

で、任される人には、たくさん任され、任されない人には全く任されないという、タスクの2極化が進む。

 

任す際には「なぜ、この仕事が必要なのか」その背景も説明する(しているつもり)ので、その個人はどんどん成長し、深堀りを始める。

 

それ自体はとってもいいことなのだが、そこで圧倒的な属人化が起こる。

 

私が仮にサラリーマンだったとしたら、超属人化していたんじゃないか??という思いもあったりする。

「ふふ、俺にしかできね~だろ」(スギチャン風)とかいいながら。

 

立場が変われば軽やかに思想もかわる(笑)

 

属人化、言い換えれば「僕にしかできないでしょ。この仕事・技術」は、個人としては最高の強みと言える。

 

が、会社社長としては「その人に紐づけされた固有のスキル・スキーム」はリスクでしかない。

 

で、仕組み化、マニュアル化、ルーティン化が始まる。

 

で、そちら側の強度が強まると「えッ、マニュアル通りにやっときゃいいんでしょ。」感が強まり、やらされ感満載の空気になる。

 

明らかに「成果が出ていないマニュアル」をこなすことが、目的化される。それは外部からひょこっと現れた人が、軽く「なんで、同じことを何度も違う人がやってんすか?」みたいなことで、気づく。

 

個人の創意工夫、チームの創意工夫、それらにより上げたクオリティの標準化。

 

各セクションが競い合うように上げたスキームをオープンソース化した「みなで上がろう文化」は望ましい。最高だ。スキルを囲い込まない文化。

 

どうすれば浸透するのか。言葉を紡ぐのか、行動指針まで落とし込むのか、ただ、そう振舞うのか、ただ一言それを伝え、あとはほっとくのが一番なのか?

 

創意工夫し続ける、学習する組織でありたい。

 

創意工夫するマインドの人を採用し、創意工夫することが是とされ、評価される組織文化に投げ入れる。

 

そして、苦しいことだが、そういうマインドではない人をバスから降りてもらう作業も怠ってはいけない。それを怠った組織、チームが、音を立てるように崩れていき、取り返しがつかなくなるのを何度も見てきた。

 

あまりにもセンシティブな問題で、目を背け、後回しにしたくなる・・・が、企業は生活保護の場でも、オリエンテーリングの場所でもない。必ず、ミスに対して、誰かが「ミスをした時間の数倍の時間」を使ってリカバリーしている事実もある。

 

何にせよ「自分がハードワークをする」という、一番手っ取り早く、得意なことが通用しないカテゴリーだ。組織コミュニケーションは。

 

きっと楽になるときは、理想の旗を降ろす時だと、覚悟をしている。

 

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