家のカタチ。庭のカタチ。

投稿日:2018年12月28日

こんにちは、エーセンス建築設計事務所の栗原&河野です。

 

 

今回のテーマは『家のカタチ。庭のカタチ。』

住宅デザインについてのお話です。

これから新しくお家を建てることをご検討されている皆様にとって、心地よいお家造りのヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

『L字の家』


『L字の家』とは、リビングとダイニングで中庭(ウッドデッキ)を囲むデザイン

中庭まで家の中と錯覚するような広々と開放感のある間取りで、当社では一番事例が多いカタチです。

 

 

 

 

L字の家の『暮らし方』


 

 

リビングとダイニングで中庭(ウッドデッキ)を囲み、大開口の窓・ウッドデッキに梁や格子を設けることで、まるで中庭まで家の中のように感じられます。

そのような曖昧な空間をつくることで、広々開放的な間取りに。

ダイニングで作業をしたり、リビングでリラックスして過ごしたり…。

互いに程よい距離感で過ごせるのも良いところです。

 

 

 

 

L字の家の『光の入り方』


 

 

・ひだまりを逃さずキャッチできる

・家の奥までまんべんなく光を取り入れられる

・影ができにくく温かい

 

 

 

 

L字の家の 『屋根・外観』


 

 

例えば和モダンでデザインしている『藍舎』でご提案をしているのは、軒が低く・薄く・のびやかな屋根。

屋根を薄く軽くすることで、躯体へ負担を軽減。

軒を薄く伸びやかなデザインとすることで、和モダンの家でありながら飽きがこないスタイリッシュなデザインに外観をまとめることがきます。

 

 

 

 

L字の家の『庭』


 

 

 

リビング、ダイニング、格子に囲まれたプライベート空間。

ソファを置いてカフェのように。

子どもたちの遊び場として。

大切な仲間と過ごす時間を。

千葉県は一年のうち気候の良い時期が長いので、ウッドデッキで豊かな時を過ごしてほしいと考えています。

 

 

 

 

『コの字の家』


『コの字の家』の間取りは、お家の真ん中に中庭をつくるデザイン

L字の家と同様に室内より続くウッドデッキを配し、家の中と外の境をフラットにすることで実際の坪数よりも広く感じられる間取りに。

奥まで光が届きにくいというデメリットもありますが、リビングを南面に、北側に寝室や水廻りを設けることでカバーをすることができます。

 

 

 

コの字の家の 『暮らし方』


 

プライベート空間とオープンな空間を使い分けることができます。

どこにいてもなんとなく家族の気配を感じることができる間取りデザインです。

 

 

 

 

コの字の家の 『光の入り方』


 

 

 

・リビングを南側につくることで、ひだまりを多くキャッチできる

・影ができやすい

・陰影がはっきりする

 

 

 

 

コの字の家の 『屋根・外観』


 

 

写真のような一方に下がる片流れ屋根だとインパクトのある外観を演出。

自由で爽やかなデザインに。

 

 

 

コの字の家の 『庭』


 

 

ソファを置いたり、ブランコを設けたり。

外からの視線を気にせず、プライベート空間が確保できます。

 

 

 

 

 

また中庭をウッドデッキにすることで動線がうまれ、気軽に通り抜けることもできます。

 

 

 

 

『T字の家』


T字の家。

パッと想像しづらいと思いますが、間取りがTの字。

左右にウッドデッキを設けるデザイン。

 

 

 

 

T字の家の 『暮らし方』


 

 

 

ひだまりを多くつくることで、開放感を演出できる。

来客時や日曜大工など作業をするときはオープンなウッドデッキを使用し、もうひとつのウッドデッキでは、寛ぎプライベートタイムを。

洗濯物や個人的空間として、ほっと安らぐスペースにしても良いですね。

 

 

 

 

T字の家の 『光の入り方』


 

 

・コの字同様、リビングを南側につくることで、ひだまりを多くキャッチできる

・方位によって陰影がはっきりする(影もデザインの一部と考えるなら)

 

 

 

 

T字の家の 『屋根・外観』


 

 

 

ここでは北欧風を例に挙げてみましょう。

真ん中にシンボル・メインのある外観。

奥行のある箇所には、大屋根をかけることでどっしりと重厚感のある印象に。

 

 

 

 

T字の家の 『庭』


 

上記の絵を参考に。

Tの字の庭の良いところは、オープンスペースとプライベートスペースの2つを様々なシチュエーションや気分にあわせて使い分けることができることです。

 

 

 

 

『I字の家』


一番シンプルなカタチ。

どこからでも出入りしやすい横長の建物です。

 

 

 

 

I字の家の 『暮らし方』


 

 

一体型LDKで、南側一面に部屋を設けることができるため、さんさんとした太陽の下で過ごせます。

大開口の窓を設けると見晴らしが良いので、目の前の景色を取り込みたい。

または同じ敷地内に家を2軒建てるので、庭や畑を共有したいなど。

広く外との繋がりを感じたい場合にはオススメです。

 

 

 

I字の家の 『光の入り方』


 

 

 

 

・壁となる障害物がないので、太陽の光がダイレクトに入ってきて、より明るさを感じれる

・光がダイレクトに入ってくるため、眩しいかも

 

 

 

 

I字の家の 『屋根・外観』


 

 

I字の家は、ただただシンプルなボックス型(箱型)になりがちです。

しかし実は、設計デザイン力の見せどころ。

あるルールに沿って奥行を出すことで、家に表情が生まれます。

個人的には、華道やお化粧を連想します。

バランスを見ながら活けていくような。

のっぺりした印象にならないように、陰影をつけて一番素敵に見える角度を計算するなどデザインを愉しむ家です。

 

 

 

I字の家の 『庭』


 

 

縁側風のウッドデッキとお庭で子どもたちが遊んでいるのを眺めながら、腰掛けておしゃべりしたり、スイカの種を飛ばしたりなど思い思いに過ごせる、古き良きを大切にしたカタチ。

 

 

 

まとめ


 

以上、4つのカタチをご紹介しました。

皆さんはどのカタチがお好きでしたか?

あらためて、『家のカタチ。庭のカタチ。』について考えると、様々な暮らしが見えてきますね。

 

 

 

私たちはいつも言葉にならないイメージの断片をつなぎ、デザインをしています。

ひとつ、ひとつ、ちがう。

その家族色のデザインと暮らしを。

設計士と建てる家。

 

 

 

by A-sense

この記事を書いた人

河野知佳

河野知佳

2018年12月28日 投稿|